「練習や練習試合に寝坊したら罰走」

あなたはそのようなチームに所属したことはありますか?

まぁ、ほとんどの人が「イエス」だと思います。

罰走だけでなく、坊主制度のチームもあったかと思います。

僕が高校生のときは、”やらかしたら五厘”という制度でした。

罰走もチーム全員でよくしましたね~。

 

で、今日僕が書く内容は

「寝坊して罰走したほうがその日の試合で打てるんじゃないか説」

についてです。

 

 

昨年のある練習試合でのこと

大学のソフトボール部に所属していたときのことです。

昨年の夏、われらの聖地原谷グランドでとある大学のチームとの練習試合があり

その日の朝まさかの寝坊をかましてしまいまして、あの長~い坂道(120mぐらいはある)

を10本走るはめになりました。

もちろん1試合目はベンチスタートで、走り終わった後息切れ汗だく脚ガクガクの状態で

試合の途中でベンチ入りしました。

そして5回ぐらいになって代打僕で打席に立ったんですが、

相手ピッチャーは僕の苦手なピッチャーなのにも関わらず

初球パシーンと捉えてバッシーーンとかますことができたんです。

 

「なんや、いま勝手にバットでてきよったで」

という感覚です。

 

いつも以上に勝手にバットがでてきたていう感じで、バットもいつもより軽く感じたんです。

大げさに聞こえるかもしれませんが、右ひざをキュッと捻っただけです。(右バッターです)

 

 

そして2試合目も「すこーん」と飛んで行きました。

この打席も、身体がものすごく軽かったんです。

このころの僕は、バッティングの調子はあまり良くなかったんですが

この日になっていきなりバッティング感覚が戻って、良かったです笑

 

となると、「打撃の調子が悪いときは、寝坊して罰走すればいいのか!」

というふうに結論づけるわけにはいきませんが、

僕は、ふと

「走ることによって上半身も動きやすくなるのではないか?」

と思うようになりました。しかもこの日の試合前はほとんどバットを振ってなかったにも関わらず

ただバテるまで走っただけです。

むしろバットを振るより走った方がウォームアップとして効率的なのでは??

と思うぐらいです。

かといって、それ以降の試合でバテるまで走ってバットもあまり振らずに

過ごしてきたという訳ではありませんが、、、

 

 

 

5年前の遠征先でのこと

僕が高校生のときの遠征先で、いまいちパリっとしない試合があって

監督に喝をいれられ、試合中チーム全員でベンチからライトポールまで何本も走らされました。

その時僕は先発で、まだ息が上がってる状態でマウンドにあがったんですが

この日あまりピッチングの調子が良くなかったのにも関わらず

さっきの回より球が走ってキレも伸びもいきなり良くなったんです。

ちょっとバテましたが笑

 

これは寝坊ではないですが、バテるまで走った方が

よりええ球を放れるようになったという話です。

 

 

そして今年の2月、走ったら運動パフォーマンスが上がるという件について

NSCAというテキストで明らかになります。

走ることによって動作が改善、活性化された

前述のように、僕が試合前に走ったことによって

身体が動きやすくなったのは

キネティックチェーンが関係しています。

キネティックチェーンというのは、身体の運動連鎖のことで

下半身から体幹部、体幹部から上半身そして末端

また体幹部から下半身というように

隣接した関節や筋肉が相互に影響し合って起こす動作のことを言います。

これを機能的動作(ファンクショナルムーブメント)と言い

アスリートにとっては最も大事な要素になります。

バッティング、ピッチングで言えば

足関節→膝関節→股関節→腰椎→体幹部→胸椎→肩甲骨→肩甲上腕関節→肘→手

の順に関節を伝ってエネルギーを効率良く伝えます。

 

このどこかの関節がしっかり機能していなかったり、

下半身の筋力は強いけど体幹部の筋力が弱かったりすれば

充分なエネルギーを上半身または末端部分に伝えることが出来なくなるんですね。

 

それを改善するためには機能的なトレーニングが必要ですが、

”走る”という動作の訓練を行うことによって

機能的な動作の改善や活性化につながり

運動パフォーマンスをUPさせることができます。

罰走後の僕のバッティングやピッチングが突然良くなったのは

走るという動作を行ったことにより

キネッティックチェーンが活性化されたんだと考えられます。

 

ちょっと話がそれますが、

バッティングもピッチングも

上半身で打ったり投げたりしないですよね。

いくら上半身がマッチョでも

”機能的にマッチョ”じゃなければ意味がありません。

 

 

最後に、ここで大事なのは

長距離走ではなく短距離でおもいっきり走ることです。

 

そこのあなたにも是非とも全力の罰走を推奨いたします。

以上。

 

PS.罰走した方が打てる説、本当です。