よく「ケトルベルスイングの効果は、どこどこの筋肉に効きます!」という人がいるのですが、そもそも筋肉に効かすようなスイングは論外であって、

本当は「いかに無駄な力を抜いて効率よくスイングができるか」というのが本来の目的です。

 

(”効く”という定義が曖昧ですが)

 

筋肉に効かしたいのであれば、ケトルベルより持ちやすいダンベルを使うべきですし、マシンを使ったほうがずっと効率が良いです。

 

(手元にケトルベルしかないのは別として)筋肉に効かすためにケトルを使用するのは効率が悪いです。

 

スイングやスナッチ、クリーンなどといったものは、力まないことが大事です。

もちろん固定すべき関節や筋肉は必要ですが、その中で効率良くケトルを操ることで、より効率動けるようになるための身体へと発達していきます。

 

なぜケトルベルスイングが効率良く動けるようになるのか

そもそも効率良く動くというのは簡単に言うと、上半身ではなく下半身と体幹を使ってものを動かす(パワーを生み出す)いうことです。

 

ケトルベルスイングは、人間のパワーの源である股関節まわりの筋肉を使いながら地面をしっかり踏むことで、ケトルベルは円弧軌道を描きます。

 

肩や腕で振り上げようとしてもケトルは振れません。

 

日常生活やスポーツでもなんでもそうですが、効率良く動くためには下半身の使い方が何より大事になってきます。

 

しかし下半身だけではダメで、そこから体幹があって初めて末端の物体にパワーを伝えることができます。

下半身➡体幹➡上半身➡末端の物体という感じです。

 

このようなパワーの伝え方を習得するのに、このケトルベルスイングはめちゃくちゃ良いトレーニングの一種になります。

本当のケトルベルスイングの効果

このように、ケトルベルスイングは筋肉を大きくするものではなく、重たいなまりのような球体をいかに無駄な力を抜いて大きなパワーを伝えることができるかがポイントになります。

 

従って➡ゴルフの飛距離アップにはものすごい効果があります。

 

ケトルベルスイングの回数は1セットあたり13~15回が目安です。

セット数はお好きなセットで構いません、3セットでも良いし

10セットやっても構いません。

また、この13~15回と言う回数は少ないように感じるかと思いますが実は結構息が上がります。

従って➡心肺機能の向上にも効果があります。

 

また、ケトルベルの重さは少し重たいほうが、逆にスイングしやすくなります。

軽いと無駄な力が入りがちになります。(例:腕で振り上げようとする)

重たいほうが、しっかりスイングするために身体が上手に手を抜こうとするので重たいほうがオススメです。

しかし、重たいケトルベルが下りてくるのに対し

タイミング良くお腹の力や下半身の力がバチっと働かないと

バランスを崩してしまいますので注意が必要です。

 

でもそのほうが身体はもっと強く効率良く動かそうとするので、

身体全身の力発揮のタイミングも鍛えられます。

従って➡身体全身の力発揮のタイミングの能力の向上。の効果があります

 

要は一つの動作の中で、下半身と体幹が同じタイミングで力が入らないとフニャッと抜けてしまうよ。ということです。

 

従っていくら腹筋を単体でばっかり鍛えても、下半身の力も「バチッと」スイッチが入らないと意味がありません。

 

下半身単体で鍛えてもパワーはつきますが、タイミングも鍛えると、もっとパワーを生み出すことが出来ます。

 

これらがいわゆる「効率良く動く」というものです。