このトレーニングは、筋肉を大きくするのではなく
身体のメンテナンスや関節の連動性を鍛えることができます。
人は日常動作の中でたくさんの筋肉、関節を動かします。
また、動かすべき関節と、動かしてはいけない関節を持っており、
特に動かしてはいけない関節は、腰や膝になります。
このトレーニングでは、そういった役割を持っている関節をしっかり使いながら筋肉を強くすることにより、日常生活にも活かせる強いカラダを育て上げることが出来ます。
因みにこのトレーニングで主に使う関節を挙げると、大きく股関節、そして肩関節です。これらの関節は動かすべき関節です。
それに加えて、大きく肩甲骨、腰の関節が関わってきます。これらは固めてあげるべき関節で、この動きの中では動いてはいけない関節になります。
肩甲骨は少しややこしくて、場合によっては動かないといけない関節でもあるのですが、このウィンドミルという動作の中では、動くんだけれども、その時の角度ごとに正しいポジションにいないといけないというわけになります。
オーバーヘッドプレスの重量アップにもつながる
このトレーニングは、まだ日本でやってる人はかなり少ないのでこの良さが伝わりにくいですが、肩回りの安定性を強化しながら体幹を固定、更にそこから股関節を大きく動かしてあげることで、オーバーヘッドプレスの重量アップにつながるだけでなく、色んなトレーニングの補強トレーニングにもなります。